どこで痛みが発生しているか?部位別でみる腰痛

ひと口に「腰痛」と言っても、複数のパターンがあります。
大きく分けて、次の4つの部位や組織で起こります。

  • 骨や脊柱
  • 関節や靭帯
  • 筋肉
  • 内臓

以下、代表例を挙げておきます。
お医者さんにかかると、次のような診断名が、主に出てくるでしょう。

脊柱(骨)

側湾症
腰椎分離症・すべり症
腰椎椎間板ヘルニア
脊柱管狭窄症
坐骨神経痛

関節・靭帯

仙腸関節の捻挫
椎間関節の捻挫

筋肉

脊柱起立筋群の筋挫傷(肉ばなれ)
梨状筋症候群
臀筋群の肉ばなれ

内臓疾患

内臓の疾患を知らせる危険信号として腰痛が出る場合もある

いつから痛いか?時期による2つの分類《急性腰痛と慢性腰痛》

2つに分けることができます。
それぞれによって、治療法や対処・ケアの方法が違います。

急性腰痛

例)ぎっくり腰など

物を持ち上げた時のぎっくり腰、スポーツ時の肉ばなれや捻挫など…
即時に鋭い痛みを伴います。

安静・冷やす・痛み止め薬で対処する

慢性腰痛

例)ヘルニアや坐骨神経痛など。反復性ぎっくり腰など

3カ月以上続くなど、徐々に時間をかけて、鈍痛がひどくなっていく。
悪い生活習慣・姿勢、長年の疲労の蓄積、組織の老化などが原因

温める、運動、筋力トレーニング、姿勢改善などの根本治療が必要

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